THE SUITA MATSURI

いまさらですが、先日の日曜日のお話。
急遽、予定していた上賀茂神社でのお祭りが中止となり、
ぽっかりと開いてしまった日曜日の朝。
ここで思い浮かんだのは、
同日開催されるバッティングしていたお祭りでした。
東や西、北や南では、不思議と狙いをすましたかのように
各地でこの日に祭りが集中していました。
そんな中、私が行こうと思ったお祭りは、
以前から親しくさせていただいているドーリー率いる鳴子座が参加する吹田まつり。
いよいよ衣装も新たに、新曲を披露するとのことで、
こりゃ楽しみとばかりに自転車を走らせました。
実はこの吹田には、前の勤め先の先輩夫婦が住んでいて、
これまでに何度も足を運ぶことはあったのですが、
いかんせん広い吹田市の地理が、もうひとつ良くわかりません。
まぁ、何度も送り迎えをして頂いてますので、
そら覚えるわけがありませんよね。
当然のようにこの日も道に迷ってしまって、
吹田まつりのプログラム「吹田おどり」が始まるギリギリの到着となりました。
会場周辺に到着し、さて、ドーリーはどこに居るのだろう？とあたりを見回すと、
沿道でよさこい連「わ」の出待ちをしている鳴子座ご一行を発見。
賑わう人ごみを掻き分けて、ようやくドーリーをはじめ、
鳴子座の皆さんに挨拶をして、私も一緒に応援させていただきました。
この吹田おどりでの鳴子座の出番は７時前。
ひたすら鳴子座の皆さんの出番を待ちました。
「さぁそれでは、次は鳴子座のみなさんです～」
アナウンスが流れ、さっそうと登場する鳴子座の面々。
菅笠を深くかぶり、吹田カラーの水色を見に纏って立ち居地に着きました。
ドーリーのMCが入り、構えの掛け声。
片ひざをついたり傘に手をかざしたり、
カッチョイイ！！
あ～。そういえば「あかみちひらき」も、
構えで傘に手をかざしますよね。
端で見ると、こんな感じなんですかねぇ～。
さて。演舞は心地よい音楽と掛け声、歌声とともに、
ずんずんと進んでいきます。
──中盤、
ズン！ズン！　ズン、ズン！そいやっさ！
と、曲調が大きく変わるときに上方へとほおり投げられる菅傘。
かっこ良かったです。シビレました。
……と、まぁ。
あまり色々と詳しく書いてもアレですので、あとは各祭会場で。
是非、ご自身の目でご覧いただければと思います。
吹田まつり、お客さんもいっぱいで距離も近く、
なかなか温かみのあるいいお祭りでした。