感動詩

お子さんをなくしたお母さんの詩です。
911をきっかけに全世界に広がりました。
大切な大切な大切な、自分の命よりもずっとずっと大切なお子さんをなくしたお母さんの詩です。
心が張り裂けそうになると同時に今日、大切なひとに愛をそそぎたいって思いました。
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■最後だとわかっていたなら■
あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら、わたしはもっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう。
あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら、わたしは あなたを抱きしめてキスをして、そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう。
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら、わたしはその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう。
確かにいつも明日はやってくる。
見過ごしたことも取り返せる。
やりまちがったこともやり直す機会がいつでも与えられている。
「あなたを愛してる」と言うことはいつだってできるし、「何か手伝おうか?」と声をかけることもいつだってできる。
でももしそれがわたしの勘違いで、今日で全てが終わるとしたらわたしは今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい。
そして私達は忘れないようにしたい。
若い人にも年老いた人にも、明日は誰にも約束されていないのだということを。
愛する人を抱きしめるのは今日が最後になるかもしれないことを。
明日が来るのを待っているなら今日でもいいはず。
もし明日が来ないとしたらあなたは今日を後悔するだろうから。
微笑みや抱擁やキスをするための、ほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと。
忙しさを理由にその人の最後の願いとなってしまったことをどうしてしてあげられなかったのかと。
だから今日、あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう。
そしてその人を愛していること、いつでもいつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう。
「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう。
そうすればもし明日が来ないとしてもあなたは今日を後悔しないだろうから。
みなさんは誰を思い出しましたか?
家族、恋人、友人・・・その人たちに愛と感謝を伝えましょう☆
明日が来ることは決して当たり前のことではないから・・・。