奇跡のリンゴ

青森で、11年に及ぶ無収穫、無収入の苦難を乗り越えて無農薬、無肥料栽培に成功した木村秋則さんのりんごが『奇跡のリンゴ』と呼ばれています。
昨年、映画にもなり、木村さん役の阿部サダヲさんが好印象でした。
その、木村さんのトークライブが中央公会堂でありました。
「大事なものは見えない」
野菜や果樹も大事なのは土の中の、見えない部分。
例えば、人参を輪切りにすると、丸い年輪みたいな筋がある。
ストレスなく育った人参はきれいな輪になっているが、どちらかに歪んでるのは、根っこを踏まれたとかが原因。
大事なところの様子をみるには、木の葉っぱをよーく観察したり、雑草の様子をしっかりみる。
人の心も同じで、大事なものは見えないけれど、見ようとする心があれば、見えてくる。
というお話しが印象的でした。
目の前のヒト、モノ、コトの、その背景や見えない部分まで感じて、ちゃんと向き合うことの大切さを教わりました。
“奥歯が見えるくらい笑う”ことを信条とされてる木村さんの笑顔は、とても愛らしく、私もそうありたいと思いました。
＊ブログ、随分あいてしまって、ごめんなさいm(__)m